報告書番号 | 55-5 |
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発生年月日 | 1980年06月04日 |
発生場所 | 埼玉県加須市 |
航空機種類 | |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
GROUND HANDLING |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
STANDING POST-IMPACT |
人の死傷 | 負傷 |
航空機区分 | 回転翼機 |
型式 | ヒラー UH-12E |
登録記号 | JA7603 |
運航者 | 武蔵航空株式会社 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 1980年10月15日 |
概要 | 武蔵航空株式会社所属ヒラー式UH-12E型JA7603は、昭和55年6月4日04時43分ごろ、確認調査飛行のため機長及び地上作業員(以下「作業員」という。)が搭乗して、埼玉県加須市大字中樋遣川字60軒2800の場外離着陸場(以下「ヘリポート」という。)を離陸した。 同機は、確認調査飛行を終了し、04時48分ごろ着陸後、エンジンを運転状態のまま、薬剤積込み準備中、作業員は、同機から降りてメインロータの回転圏外に出た後、同機の後方を通り抜けようとして回転しているテールロータブレードに接触し、重傷を負った。同機は小破した。 |
原因 | 本事故は、機体右側方に退避していた地上作業員が機体の左側に出ようとし、回転中のテールロータブレードの真下をくぐり抜ける際、ブレードに接触したことによるものと推定される。 なお、航空会社及び病害虫防除実施団体による地上作業員に対する安全指導が十分でなかったことが関与しているものと推定される。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |