報告書番号 | 55-2 |
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発生年月日 | 1979年07月26日 |
発生場所 | 千葉県東葛飾郡関宿町 |
航空機種類 | 滑空機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
GLIDER TOWING RELATED EVENTS |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
APPROACH |
人の死傷 | 負傷 |
航空機区分 | 滑空機 |
型式 | 三田3改1 |
登録記号 | JA2115 |
運航者 | 千葉工業大学体育会航空部 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 1980年03月14日 |
概要 | 千葉工業大学体育会航空部所属三田式3型改1JA2115は、昭和54年7月26日17時06分ごろ、千葉県東葛飾郡関宿町平井江戸川河川敷の関宿滑空場(以下「滑空場」という。)において、滑空練習のため、練習生及び操縦教員が搭乗して、ウインチえい航により発航したが、索の離脱ができなかったため、ウインチ操作員が索を切断し、約400メートルの索を懸垂した状態で着陸進入し、接地の際、返しきれずに地面に激突し、大破した。 この事故により、搭乗者2名は重傷を負った。 |
原因 | 本事故は、同機のえい航索が車軸に固着して離れないまま懸垂した状態での滑空中において、索の一部が水流中につかり、最終進入中、水抵抗及び接地抵抗が増大したため、操縦不能に陥り墜落したことによるものと推定される。 なお、同機が索を懸垂するに至ったのは、ピストがえい航索に異常を感じた際、えい航停止を指示しなかったこと及びえい航索の被覆部分のビニールホースが軟質で径が大であったことが関与していたものと推定される。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
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