報告書番号 | 55-5 |
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発生年月日 | 1979年07月21日 |
発生場所 | 東京都東京国際空港 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (NON-POWERPLANT) |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
LANDING |
人の死傷 | |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | 日本航空機製造 YS-11 |
登録記号 | JA8656 |
運航者 | 東亜国内航空株式会社 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 1980年10月15日 |
概要 | 東亜国内航空株式会社所属日本航空機製造式YS-11型JA8656は、同社の定期381便(東京-南紀白浜)として、昭和54年7月21日、乗組員4名、旅客67名(幼児3名を含む)が搭乗し、08時38分ごろ東京国際空港(以下「TIA」という。)の滑走路33Rから離陸したが、脚上げ操作実施後において左主脚に異常が発生し、その後11時32分ごろ、左主脚が格納されたまま、前脚と右主脚でTIAの滑走路15Lに緊急着陸したのち、滑走路の左に逸脱して停止し、機体を中破した。 本事故による人員の死傷はなく、火災の発生はなかった。 |
原因 | 本事故は、整備作業において左主脚アップロック機構のレバーとシャフト間を結合するセレーション部が誤って組立られていたため、離陸後の脚上げ操作の際、同脚のみがアップロックされず、その回復操作の過程でアップロックフックに脚ローラが激突し、フックが破断するとともに同脚がアップロックされ、その後の脚下げが不可能となったことによるものと推定される。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |