報告書番号 | AI2022-7-1 |
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発生年月日 | 2019年12月21日 |
発生場所 | 佐賀空港の西南西約1.1nmの上空 |
航空機種類 | |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
AIRPROX/TCAS ALERT/LOSS OF SEPARATION/NEAR MIDAIR COLLISIONS/MIDAIR COLLISIONS |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | |
航空機区分 | 小型機 大型機 |
型式 | ビーチクラフト式A36型、エアバス式A320-214型 |
登録記号 | JA3815_B-9940 |
運航者 | 個人、春秋航空公司 (法人番号 7700150018129) |
事故等種類 | 機長が他の航空機との衝突又は接触のおそれがあったと認めた事態 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2022年10月27日 |
概要 | 令和元年12月21日(土)、個人所属ビーチクラフト式A36型JA3815は八尾空港から福江空港へ向けて水平飛行中、また、春秋航空公司所属エアバス式A320-214型B-9940は同社の定期8577便として上海浦東国際空港から佐賀空港に向けて降下中、両機は佐賀空港の西南西約1.1nmの上空で接近し、B-9940は航空機衝突防止装置(TCAS)の指示による回避操作を行った。 令和2年2月21日、個人所属ビーチクラフト式A36型JA3815の機長から国土交通大臣に対して異常接近報告書(航空法第76条の2及び同法施行規則第166条の5の規定に基づく報告)が提出されたことにより、令和2年2月26日、航空重大インシデントとして取り扱われることとなったものである。 |
原因 | 本重大インシデントは、VFRにより水平飛行中のA機が、IFRにより直行経路上をSGEへ向けて降下していたB機の情報を管制機関等から入手していなかったため、B機の存在を予見できていない状態でB機と接近したことによるものと推定される。 また、A機とB機は、最接近時においても衝突又は接触のリスクはなかったものと考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |