報告書番号 | AI2021-3-1 |
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発生年月日 | 2018年10月27日 |
発生場所 | 東京国際空港 |
航空機種類 | |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
RUNWAY INCURSION |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
APPROACH |
人の死傷 | |
航空機区分 | 大型機 小型機 |
型式 | ガルフストリーム・エアロスペース式G-Ⅵ型、セスナ式510型 |
登録記号 | B-3276_JA123F |
運航者 | 岡山航空株式会社、上海金鹿公務航空株式会社 (法人番号 4260001000960(岡山航空株式会社)) |
事故等種類 | 滑走路誤進入 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2021年03月25日 |
概要 | 平成30年10月27日(土)、東京国際空港において、岡山航空株式会社所属セスナ式510型JA123Fが着陸許可を受けて滑走路22へ最終進入中、誘導路上の同滑走路手前で待機するよう指示されていた上海金鹿公務航空株式会社所属ガルフストリーム・エアロスペース式G-Ⅵ型B-3276が、管制許可を得ないまま同滑走路へ進入し、横断した。JA123Fは管制官の指示により復行した。 |
原因 | 本重大インシデントは、A機の無線の送信音声がタワー北に届かない状況が生じたため、A機とタワー北との無線によるコミュニケーションが成立していない状況となり、さらにタワー北が他機に発した音声の一部を聞いたA機が滑走路横断許可を得たと誤解したため、着陸許可を受けたB機が進入中の滑走路にA機が進入したものと考えられる。A機の無線の送信音声がタワー北に届かない状況が生じたことについては、その原因を特定することはできなかった。 また、以下のことが、本重大インシデントの発生に関与したものと考えられる。 (1) A機が周波数を切り替えた際にタワー北との間で通信設定が確実に行われず、呼出しと応答が一連のやり取りとして成立していなかったこと (2) A機の運航乗務員がVMSに気付かなかったこと |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |