
| 報告書番号 | AI2017-7-1 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2016年04月17日 |
| 発生場所 | 広島空港の北北西約33nmの上空、高度約38,500ft |
| 航空機種類 | 飛行機 |
| 事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (NON-POWERPLANT) |
| 飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE EMERGENCY DESCENT |
| 人の死傷 | |
| 航空機区分 | 大型機 |
| 型式 | ボンバルディア式CL-600-2C10型 |
| 登録記号 | JA06RJ |
| 所属 | アイベックスエアラインズ株式会社 (法人番号 5010601030068) |
| 事故等種類 | 航空機の航行の安全に障害となる複数の故障 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2017年12月21日 |
| 概要 | アイベックスエアラインズ株式会社所属ボンバルディア式CL-600-2C10型JA06RJは、平成28年4月17日(日)、同社の定期084便として、福岡空港から小松飛行場に向け飛行したが、目的地が悪天候のため、福岡空港へ引き返した。福岡空港への飛行中、左右両系統のブリードエアーの供給が停止したため、緊急降下を実施し、高度約10,000ftまで降下後、飛行を継続して福岡空港に着陸した。 |
| 原因 | 本重大インシデントは、AILCがブリードエアーの両系統におけるリークを検知したため、両系統のブリードエアーの供給が共に停止し、客室高度が上昇したことによるものと推定される。 AILCがブリードエアーのリークを検知したことについては、AILCが誤作動した可能性、実際にブリードエアーがリークしていた可能性又はセンシング・エレメントがダクトからの放熱により誤作動した可能性が考えられるが、その原因を明らかにすることはできなかった。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
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