報告書番号 | AA2017-6-3 |
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発生年月日 | 2015年11月16日 |
発生場所 | 仙台空港 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
ABNORMAL RUNWAY CONTACT |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
LANDING |
人の死傷 | |
航空機区分 | 小型機 |
型式 | ビーチクラフト式A36型 |
登録記号 | JA3762 |
運航者 | 個人 |
事故等種類 | 胴体着陸による機体損傷 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2017年09月28日 |
概要 | 個人所属ビーチクラフト式A36型JA3762は、平成27年11月16日(月)、機長及び同乗者の計2名が搭乗し、仙台空港の滑走路12から離陸した後、連続離着陸訓練中に胴体着陸となり、機体を損傷した。 |
原因 | 本事故は、同機が着陸の際に脚下げ操作が行われなかったため、胴体着陸となり、機体を損傷したものと認められる。 脚下げ操作が行われなかったことについては、機長にとって状況判断と操縦操作に余裕のない状態で進入することになったことから脚下げ操作を失念し、さらに、着陸前点検における脚下げ確認及びファイナルアプローチ中に行う脚下げの再確認も失念したことによるものと考えられる。 機長にとって状況判断と操縦操作に余裕のない状態で進入することになったことについては、初めて操縦する機体において、機長は各装置の操作方法を事前に理解していなかったことが関与したものと考えられる。 また、脚警報装置が故障により作動しなかった可能性が考えられ、このことが脚下げの操作の失念に機長及び同乗者が最後まで気付かなかったことに関与した可能性が考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |