報告書番号 | AA2017-3-1 |
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発生年月日 | 2015年09月22日 |
発生場所 | 埼玉県桶川市 ホンダエアポート |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
ABNORMAL RUNWAY CONTACT |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
LANDING TAKEOFF |
人の死傷 | |
航空機区分 | 小型機 |
型式 | セスナ式172S型 |
登録記号 | JA31HA |
運航者 | 本田航空株式会社 |
事故等種類 | 着陸時の機体損傷 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2017年05月25日 |
概要 | 本田航空株式会社所属セスナ式172S型JA31HAは、平成27年9月22日(火)、単独飛行による操縦練習中、11時09分ごろ、ホンダエアポートの滑走路32に着陸する際に機体を損傷した。 同機には、操縦練習生のみが搭乗していたが、死傷はなかった。 同機は中破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、同機が着陸する際に落着した後にバウンドし、その後、前脚から強く再接地したこと及びその反動と復行操作によって尾部が滑走路に接触したことにより機体を損傷したものと考えられる。 同機が着陸の際に落着したことについては、操縦練習生が、返し操作の開始高度が少し高いと感じていたものの、落着を防止するための復行をすることなく返し操作を継続したことによるものと考えられる。 操縦練習生が、落着を防止するための復行をすることなく返し操作を継続したことについては、返し操作を含む着陸操作を安全かつ安定して行える技量レベルではなかった可能性が考えられる。また、同社において操縦練習生の技量管理が適切に行われず、操縦練習生の操縦技量が同社が定めた単独飛行技量認定基準を満足していなかったにもかかわらず、単独飛行による操縦練習を許可したこと、及び単独飛行による操縦練習時の監督者によるモニター及び指示の方法が不十分であったことが関与した可能性が考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |