報告書番号 | AA2016-7-1 |
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発生年月日 | 2015年09月09日 |
発生場所 | 北海道北見市 北見地区農道離着陸場 |
航空機種類 | 滑空機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
RUNWAY EXCURSION |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
LANDING |
人の死傷 | |
航空機区分 | 滑空機 |
型式 | ホフマン式H-36ディモナ型(動力滑空機、複座) |
登録記号 | JA2528 |
運航者 | 個人 |
事故等種類 | 着陸時の滑走路逸脱による機体損壊 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2016年08月25日 |
概要 | 個人所属ホフマン式H-36ディモナ型JA2528は、平成27年9月9日(水)、慣熟飛行のため、北見地区農道離着陸場を離陸し、同離着陸場に着陸した際に滑走路を逸脱し、樹木に衝突して機体を損壊した。 同機は中破したが、火災は発生しなかった。死傷者はなかった。 |
原因 | 本事故は、同機が着陸時に滑走路を逸脱して樹木に衝突したため、機体を損壊したものと推定される。 同機が滑走路を逸脱して樹木に衝突したことについては、機長の方向修正の遅れ及びその修正のためのラダーペダルを踏む操作が大きかったことから機首が大きく振られ、また、エンジン出力を最大にしたことから、その後も停止することなく走行を続けたことによる可能性が考えられる。 機長の方向修正の遅れ及びその修正のためのラダーペダルを踏む操作が大きかったことについては、尾輪式と前輪式の違いを含む、大型機とは異なる同機の操縦特性についての知識や技量が十分でなかったか、前回の操縦からかなりの期間が経過していたため、すぐには同機の特性を完全には思い出せなかったことが関与していると考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |