報告書番号 | AI2018-7-3 |
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発生年月日 | 2015年07月07日 |
発生場所 | 秋田空港の南西約100kmの海上、高度約33,000ft |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (NON-POWERPLANT) |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | エンブラエル式ERJ170-200STD型 |
登録記号 | JA06FJ |
運航者 | 株式会社フジドリームエアラインズ (法人番号 6080001011660) |
事故等種類 | 航空機内の気圧の異常な低下 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2018年11月29日 |
概要 | 株式会社フジドリームエアラインズ所属エンブラエル式ERJ170-200STD型JA06FJは、平成27年7月7日(火)、同社の定期212便として新千歳空港を離陸し、松本空港へ向け飛行を開始した。同機は、秋田空港の南西約100km、高度約33,000ftを上昇中、左右両系統のブリードエアの供給が停止して機内の気圧が低下したため、管制機関に緊急事態を宣言し、高度10,000ftまで緊急降下した後、目的地を変更して新潟空港に着陸した。 |
原因 | 本重大インシデントは、左右両系統のブリードエアの供給がほぼ同時に停止したため、航空機内の気圧の異常な低下が発生したことによるものと推定される。 左右両系統のブリードエアの供給が停止したことについては、左右のファンエアバルブの作動不良により、冷却用のファンエアの流入が制限されたことから、ブリードエアが高温となってそれぞれのNAPRSOVが閉じたものと考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |