報告書番号 | AI2017-6-1 |
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発生年月日 | 2015年06月30日 |
発生場所 | 種子島空港の東北東約55kmの上空、高度約37,000ft |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (NON-POWERPLANT) |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ボーイング式737-400型 |
登録記号 | JA8525 |
運航者 | 日本トランスオーシャン航空株式会社 |
事故等種類 | 航空機内の気圧の異常な低下 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2017年10月26日 |
概要 | 日本トランスオーシャン航空株式会社所属ボーイング式737-400型JA8525は、平成27年6月30日(火)、同社の定期002便として那覇空港から関西国際空港に向け種子島空港の東北東約55kmの上空を飛行中に、機内の気圧が低下したため緊急降下を実施し、高度約10,000ftまで降下した。その後、飛行を継続して関西国際空港に着陸した。 |
原因 | 本重大インシデントは、両系統のブリードエアーの供給が停止したため、機内の気圧の異常な低下が発生したものと推定される。 両系統のブリードエアーの供給が停止したことについては、両系統の450°Fサーモスタットに共にクラックによる故障が発生している状況で、両系統のプリクーラー・コントロール・バルブに劣化による不具合が発生し、ブリードエアーの温度が上昇して規定値を超えたことで、PRSOVが閉じたことによるものと推定される。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |