報告書番号 | AA2016-5-3 |
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発生年月日 | 2015年05月30日 |
発生場所 | 長野県諏訪市霧ヶ峰滑空場 |
航空機種類 | 滑空機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
GLIDER TOWING RELATED EVENTS ABNORMAL RUNWAY CONTACT LOSS OF LIFTING CONDITIONS EN ROUTE |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
INITIAL CLIMB UNCONTROLLED DESCENT |
人の死傷 | 負傷 |
航空機区分 | 滑空機 |
型式 | シェンプ・ヒルト式デュオ・ディスカス型(滑空機、複座) |
登録記号 | JA07KD |
運航者 | 個人 |
事故等種類 | 発航時の墜落 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2016年06月30日 |
概要 | 個人所属シェンプ・ヒルト式デュオ・ディスカス型JA07KDは、平成27年5月30日(土)、慣熟飛行のため、霧ヶ峰滑空場からウインチ曳航により発航したところ、上昇中に索が切れ、墜落した。 2名が重傷を負った。機体は大破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、同機の発航時に曳航索のヒューズが破断し、機長が旋回着陸を試みた際、低高度で高度が大きく低下したため、墜落したものと考えられる。 ヒューズが破断したことについては、誤って低強度のヒューズが装着されたことによるものと推定 される。 旋回中に高度が大きく低下したことについては、高度に余裕がない中での旋回であったため、操縦のバランスを欠き、横滑りが発生したことによる可能性が考えられる。また、下降風が関与した可能性も考えられる。 |
死傷者数 | 2名重傷(機長及び同乗者) |
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動画(WMV) |