
| 報告書番号 | AA2014-4-1 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2013年09月23日 |
| 発生場所 | 千葉県八千代市尾崎 |
| 航空機種類 | 飛行機 |
| 事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (POWERPLANT) FUEL RELATED |
| 飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
| 人の死傷 | 負傷 |
| 航空機区分 | 小型機 |
| 型式 | 富士重工式FA-200-160型 |
| 登録記号 | JA3492 |
| 運航者 | 個人 |
| 事故等種類 | 不時着時の機体損壊 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2014年07月25日 |
| 概要 | 個人所属富士重工式FA-200-160型JA3492は、平成25年9月23日(月)、遊覧のため茨城県稲敷郡所在の大利根場外離着陸場を離陸し、千葉県八千代市上空を高度1,500ftで飛行中、エンジンが停止したため、14時25分ごろ、千葉県八千代市尾崎の稲刈り後の田に不時着した。 同機には、機長ほか3名が搭乗していた。 機体は中破した。 |
| 原因 | 本事故は、同機の左燃料タンクとサンプタンクの間に取り付けられている逆流防止弁が閉位置で固着したため、右燃料タンクの燃料のみを使い、それが枯渇したことで燃料供給が止まり、エンジンが停止し、不時着を余儀なくされ、不時着時に機体が損壊したものと推定される。 左逆流防止弁が閉位置で固着したことについては、弁の経年劣化及び異物の存在の複合による可能性が考えられるが、その特定には至らなかった。 なお、飛行前点検において確認された燃料片減りが一時的現象と誤って判断されたことが本事故に関与した可能性が考えられる。 |
| 死傷者数 | 1名鼻に軽い打撲 |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | 国土交通省航空局への情報提供 |
| 動画(WMV) |