報告書番号 | AI2013-5-1 |
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発生年月日 | 2012年10月31日 |
発生場所 | 屋久島空港滑走路上 |
航空機種類 | |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
RUNWAY INCURSION |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
TAKEOFF LANDING |
人の死傷 | |
航空機区分 | 回転翼航空機 大型機 |
型式 | ユーロコプター式AS350B3型、ボンバルディア式DHC-8-402型 |
登録記号 | JA35BB-JA849C |
運航者 | 株式会社ノエビアアビエーション、日本エアコミューター株式会社 |
事故等種類 | 他の航空機が使用中の滑走路からの離陸 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2013年12月20日 |
概要 | 平成24年10月31日(水)11時18分ごろ、株式会社ノエビアアビエーション所属ユーロコプター式AS350B3型JA35BBは、種子島空港へ向けて慣熟飛行を行うために、屋久島空港滑走路32に離陸のため進入し、既に着陸し同滑走路を走行中であった日本エアコミューター株式会社所属ボンバルディア式DHC-8-402型JA849Cが滑走路から離脱する前に、同滑走路から離陸した。 JA35BBには機長1名が、JA849Cには機長ほか乗務員3名、乗客34名の計38名が搭乗していたが、両機とも負傷者及び機体の損傷はなかった。 |
原因 | 本重大インシデントは、着陸したJA849Cが滑走路から離脱していないにもかかわらず、滑走路に進入したJA35BBが離陸したことにより発生したものである。 JA35BBが離陸したことについては、JA35BBの機長が滑走路上に航空機はいないと思い込んだため、周囲の安全確認を行わないまま滑走路に進入したことで、突然、滑走路上でJA849Cと対面することとなり、冷静な判断ができなくなったことによるものと考えられる。 JA35BBの機長が滑走路上に航空機はいないと思い込んだことについては、エプロンで待機中に装備機器等の確認に気を取られたことで、管制交信、通信聴取及び外部監視がおろそかになったことによるものと考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |