報告書番号 | AA2014-4-2 |
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発生年月日 | 2012年08月21日 |
発生場所 | 島根県松江市上空、高度約40,000ft |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
TURBULENCE ENCOUNTER |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | 負傷 |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | エアバス式A330-300型 |
登録記号 | HL8258 |
運航者 | アシアナ航空株式会社 |
事故等種類 | 機体の動揺による乗客の負傷 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2014年07月25日 |
概要 | アシアナ航空株式会社所属エアバス式A330-300型HL8258は、平成24年8月21日(火)、同社の定期231便として米国ホノルル国際空港を離陸し、韓国仁川国際空港に向け飛行中の15時17分ごろ、島根県松江市の上空、高度約40,000ftにおいて機体が動揺し、乗客2名が重傷を、乗客1名が軽傷を負った。 同機には、機長ほか乗務員14名、乗客206名の計221名が搭乗していた。 機体の損壊はなかった。 |
原因 | 本事故は、同機が大きく動揺したため、後部通路を歩行していた乗客が重傷を負い、さらに、付近に着席しこれを助けようとした乗客がシートベルトを外した瞬間に、同機が再び大きく動揺したため、重傷を負ったものと推定される。 最初に同機が大きく動揺したのは、気象レーダーがオフであったことに機長及びルート機長が気付かなかったため、同機が積乱雲の中又はその近辺を通過し、強い上昇気流を伴った風向風速の変化が激しい大気のじょう乱に遭遇したことによるものと考えられる。同機が再び大きく動揺したのは、機体を安定させるために機長が自動操縦装置を解除した後の操縦操作が影響した可能性が考えられる。 気象レーダーがオフであったことに機長及びルート機長が気付かなかったのは、気象状況及び計器の監視が十分でなかったことによるものと考えられる。 |
死傷者数 | 乗客2名が重傷を、乗客1名が軽傷を負った。 |
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