報告書番号 | AI2013-2-1 |
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発生年月日 | 2012年07月08日 |
発生場所 | 福岡空港滑走路34上 |
航空機種類 | |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
RUNWAY INCURSION ATM/CNS |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
APPROACH |
人の死傷 | |
航空機区分 | 小型機 大型機 |
型式 | セスナ式172RG型、ボンバルディア式DHC-8-402型 |
登録記号 | JA4178-JA847C |
運航者 | 個人、日本エアコミューター株式会社 |
事故等種類 | 滑走路誤進入 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2013年04月26日 |
概要 | 平成24年7月8日(日)17時24分ごろ、個人所属セスナ式172RG型JA4178が管制官から着陸許可を受け福岡空港滑走路34に進入中、同滑走路から出発を予定していた日本エアコミューター株式会社所属ボンバルディア式DHC-8-402型JA847Cが同社の3635便として、管制官から滑走路上で待機するよう指示を受け、同滑走路に進入した。管制官は、JA4178に復行を指示した。 JA4178には、機長ほか搭乗者2名の計3名が、JA847Cには、機長ほか乗務員3名、乗客71名の計75名が搭乗していたが、両機とも負傷者及び機体の損傷はなかった。 |
原因 | 本重大インシデントは、タワーから着陸許可を受けたJA4178(到着機)が福岡空港滑走路34へ進入中、タワーがJA847C(出発機)に対して同滑走路で待機するよう指示したため、JA847Cが同滑走路へ進入し、発生したものと推定される。 タワーが既にJA4178に対して着陸許可を発出していたにもかかわらず、JA847Cに対して滑走路上で待機するよう指示したのは、タワーがJA4178の存在を一時的に失念したことによるものと推定される。 タワーがJA4178の存在を失念したのは、取材ヘリ及び待機している出発機が多数あったため、これらを早く出発させたいと考え、そのことに気を取られたことによるものと考えられる。また、JA4178のストリップをストリップベイから外したことでリマインダーとして機能しなかったことが、これに関与したものと考えられる。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |