報告書番号 | AA2013-1-1 |
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発生年月日 | 2011年07月24日 |
発生場所 | 但馬飛行場エプロン内 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (NON-POWERPLANT) |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
TAXI |
人の死傷 | |
航空機区分 | 小型機 |
型式 | ソカタ式TB21型 |
登録記号 | JA4123 |
運航者 | 個人 |
事故等種類 | 地上走行中の左主翼損傷(地面接触) |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2013年01月25日 |
概要 | 個人所属ソカタ式TB21型JA4123は、平成23年7月24日(日)、但馬飛行場から名古屋飛行場に向け飛行するためエプロン内を地上走行中、15時27分ごろ、左主脚が折り畳まれ、左主翼が地面に接触し損傷した。 同機には、機長及び同乗者1名が搭乗していたが、死傷者はいなかった。 同機は中破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、機長及び同乗者が、同機の脚がダウン・ロックされていない状態で地上走行を開始したため、各脚シリンダーにおける相互の荷重バランスが崩れて左主脚が折り畳まれ、左主翼が地面に接触して破損したことによるものと推定される。 脚がダウン・ロックされていない状態で地上走行を開始したことについては、機長及び同乗者が、直前の飛行において脚昇降装置が正常に作動せず非常脚下げ装置を使用していたにもかかわらず、所要の整備を行わなかったこと、及びその後の飛行前点検において脚指示灯が脚のダウン・ロックが外れていることを指示していたにもかかわらず、その意味を正しく理解していなかったことによるものと推定される。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |