報告書番号 | AA2012-5-2 |
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発生年月日 | 2011年07月10日 |
発生場所 | ホンダエアポート上空、高度約11,000ft |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
OTHER |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | 負傷 |
航空機区分 | 小型機 |
型式 | セスナ式208B型 |
登録記号 | JA55DZ |
運航者 | 東京スカイダイビングクラブ |
事故等種類 | スカイダイバーと航空機との接触 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2012年06月29日 |
概要 | 東京スカイダイビングクラブ所属セスナ式208B型JA55DZは、平成23年7月10日(日)、機長、見学者及びスカイダイバーの計20名が搭乗し、スカイダイビングのため、ホンダエアポートを16時28分ごろ離陸し、同エアポート上空においてスカイダイバー18名が同機から降下した後、17時10分ごろホンダエアポートに着陸した。着陸後、機長による点検の結果、機体に損傷が発見された。 同機は中破し、スカイダイバー1名が負傷した。 |
原因 | 本事故は、ジャンパーAが同機からダイビングを行った際、基本的な手順によることなくダイビングを開始したため、ジャンパーAの両脚が同機の左側水平安定板と接触し、機体を損傷させたものと推定される。 ジャンパーAが同機の左側水平安定板と接触したことについては、同機はフルパワーで上昇中であり速度が通常に比べ大きかったこと、同機はフルパワーでありプロペラ後流による水平尾翼付近の気流も強いものであったこと、更にウイングスーツを着用時の適切な操作を欠いたことにより通常以上の風圧を受けたことによる可能性が考えられる。 |
死傷者数 | 1名軽傷(スカイダイバー) |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |