
| 報告書番号 | AI2013-1-1 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2011年06月27日 |
| 発生場所 | 大阪国際空港の南西約13km上空約6,700ft |
| 航空機種類 | 飛行機 |
| 事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (POWERPLANT) |
| 飛行の段階 (Phase of Flight) |
INITIAL CLIMB |
| 人の死傷 | |
| 航空機区分 | 大型機 |
| 型式 | ボンバルディア式DHC-8-314型 |
| 登録記号 | JA805K |
| 運航者 | ANAウイングス株式会社 |
| 事故等種類 | エンジン内部の破損 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2013年02月22日 |
| 概要 | ANAウイングス株式会社所属ボンバルディア式DHC-8-314型JA805Kは、平成23年6月27日(月)、同機による運送の共同引受をしていた全日本空輸株式会社の定期1613便として大阪国際空港を離陸し上昇中、16時50分ごろ高度約6,700ftにおいてNo.1エンジンから異音が発生し、出力が低下したため、当該エンジンを停止させて引き返し、管制上の優先権を得て大阪国際空港に着陸した。# 着陸後の点検において、当該エンジンの複数段のタービン・ブレードの全周にわたる損傷が確認された。# 同機には機長ほか乗務員3名、乗客30名計34名が搭乗していたが、負傷者はいなかった。 |
| 原因 | 本重大インシデントは、同機が離陸後の上昇中、同エンジンの燃焼室内のクーリング・リングの一部が疲労亀裂の進展により欠損し、破片が燃焼ガスと共に下流に入り込んで高速回転するタービン・ブレード等に衝撃を与えたため、複数段のタービン・ブレードが全周にわたり破損したことによるものと推定される。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
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