報告書番号 | AA2012-5-4 |
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発生年月日 | 2011年04月27日 |
発生場所 | 串本の東南東約27nm、高度約25,000ft |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
TURBULENCE ENCOUNTER |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | 負傷 |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ボーイング式767-300型 |
登録記号 | JA8569 |
運航者 | 全日本空輸株式会社 |
事故等種類 | 乱気流による客室乗務員の負傷 |
報告書(PDF) | 公表/説明資料 |
公表年月日 | 2012年06月29日 |
概要 | 全日本空輸株式会社所属ボーイング式767-300型JA8569は、平成23年4月27日(水)16時16分、同社の定期610便として宮崎空港を離陸し、東京国際空港に向け飛行中、16時53分ごろ、串本の東南東約27nm、高度約25,000ftにおいて機体が動揺し、左後方化粧室前にいた客室乗務員1名が重傷を負ったほか、乗客、客室乗務員4名が軽傷を負った。 同機には、機長ほか乗務員7名、乗客111名の計119名が搭乗していた。 機体の損壊はなかった。 |
原因 | 本事故は、同機が飛行中に突然大気の擾乱に遭遇して機体が大きく動揺したため、機体後部にいた客室乗務員の体が宙に浮いて床に落下し、重傷を負ったことによるものと推定される。 同機が遭遇した擾乱はジェット気流下方の前線帯近傍のウィンドシアーにより局地的かつ一時的に発生した晴天乱気流であった可能性が考えられる。 |
死傷者数 | 1名重傷(客室乗務員)、4名軽傷(乗客2名及び客室乗務員2名) |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |