報告書番号 | AA2009-8-3 |
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発生年月日 | 2009年04月05日 |
発生場所 | 岐阜県高山市丹生川町 飛騨場外離着陸場(飛騨エアパーク) |
航空機種類 | 滑空機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
RUNWAY EXCURSION |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
TAKEOFF |
人の死傷 | |
航空機区分 | 滑空機 |
型式 | ディー・ジー式DG-800B型(動力滑空機、単座) |
登録記号 | JA28TT |
運航者 | 個人 |
事故等種類 | 離陸時機体損傷 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2009年09月18日 |
概要 | 個人所属ディー・ジー式DG-800B型JA28TTは、平成21年4月5日(日)、レジャーのため、飛騨場外離着陸場(飛騨エアパーク)において、14時54分ごろ離陸滑走を開始した際、右に偏向して滑走路を逸脱し、同離着陸場の北側に隣接するビニールハウスに機首を突っ込み停止した。 同機には、機長のみが搭乗していたが、死傷はなかった。 同機は中破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、同機が飛騨エアパークにおいて、強い横風が吹く中で離陸滑走を開始したため、風見効果で右に偏向し、方向制御ができないまま滑走路を逸脱し、ビニールハウス及び軽トラックのほろの支柱に衝突し、機体を損傷したものと推定される。 強い横風が吹く中で離陸滑走を開始したことについては、機長がその日のうちに飛行したいという強い意欲があり、風の状況を十分確認するなどの注意を払わなかったことによるものと考えられる。また、方向制御ができないにもかかわらず離陸滑走を継続したことについては、機長が、強い横風の影響を過小評価したためと考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |