報告書番号 | AA2010-12-1 |
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発生年月日 | 2008年12月01日 |
発生場所 | 沖縄県宮古島市の池間島灯台の東北東約8kmの海上 |
航空機種類 | 回転翼機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
CONTROLLED FLIGHT INTO OR TOWARD TERRAIN |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE MANEUVERING |
人の死傷 | |
航空機区分 | 回転翼航空機 |
型式 | ベル式412型 |
登録記号 | JA6713 |
運航者 | 海上保安庁 |
事故等種類 | 着水機体損傷 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2010年12月17日 |
概要 | 海上保安庁所属ベル式412型JA6713は、平成20年12月1日(月)、パトロール及び撮影訓練のため、18時11分ごろ石垣空港を離陸し、沖縄県宮古島市の池間島灯台の東北東約8kmの海上において撮影訓練中、19時41分ごろ、着水し、機体を損傷した。 同機には、機長ほか乗組員4名、計5名が搭乗していたが、死傷者はなかった。 同機は大破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、夜間における海上での同船を対象とした撮影訓練中、低空飛行のホバリングに移行する際に同機の高度が低下して着水し、MRブレードが海面に衝突したため、その衝撃により機体が損傷したものと推定される。 同機の高度が低下して着水したことについては、夜間の外部景観による高度確認が困難な状況において、機長が進入対象である同船までの距離の目測を誤ったこと、及び高度確認のための機長と副操縦員との適切な連携がなされなかったことにより、機長が高度の低下に気付くのが遅れたことによるものと考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |