報告書番号 | AI2009-3-1 |
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発生年月日 | 2007年11月11日 |
発生場所 | 愛知県中部国際空港滑走路36の最終進入経路上、進入端から約3.2nmの海上上空 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
RUNWAY INCURSION |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
TAXI |
人の死傷 | |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | エアバス式A319型(中国南方航空有限公司)、エアバス・インダストリー式A320-200型(全日本空輸(株)) |
登録記号 | B2294-JA8394 |
運航者 | 中国南方航空有限公司、全日本空輸株式会社 |
事故等種類 | 使用中滑走路誤進入 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2009年03月27日 |
概要 | 本件は、航空法施行規則第166条の4第2号に規定された「他の航空機が使用中の滑走路への着陸の試み」に該当し、航空重大インシデントとして取扱われることとなったものである。 中国南方航空有限公司所属エアバス式A319型B2294は、平成19年11月11日同社の定期698便として中部国際空港を出発する際、誘導路A3Sで待機を指示されていたが、13時04分ごろ、A3S上の停止位置標識を越え滑走路に進入したため、先に着陸許可を受けて進入中の到着機が管制指示により復行した。 両機の搭乗者に死傷者はなく、航空機の損壊もなかった。 |
原因 | 本重大インシデントは、既に着陸許可を受けたJA8394機が滑走路に最終進入中、B2294機が管制官の指示に反して同滑走路手前の停止位置標識で停止せず同滑走路内に進入したため、発生したものと推定される。 B2294機が管制官の指示に反して滑走路内に進入したことについては、当初の計画と異なる離陸方式で離陸することを誘導路移動中に決意し、この離陸方式の準備が不十分な状態で離陸要求を行った際、その方式による離陸準備に注意が向きすぎ、JA8394機への着陸許可を聞き逃し、管制官からの「A3S available」という情報を滑走路に進入しても良いと誤解したことが関与したものと考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
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