報告書番号 | AA2008-6-2 |
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発生年月日 | 2007年11月03日 |
発生場所 | 東京都東京国際空港 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
CABIN SAFETY EVENTS |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
TAXI |
人の死傷 | 負傷 |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ボーイング式767-300型 |
登録記号 | JA767D |
運航者 | スカイマーク株式会社 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2008年05月30日 |
概要 | スカイマーク株式会社所属ボーイング式767-300型JA767Dは、平成19年11月3日(土)、同社の定期114便として、18時17分に神戸空港を離陸、東京国際空港に19時16分に着陸して、地上滑走中、機内後方ギャレーからハーフ・カート2台が飛び出し、内1台が乗客に衝突して、乗客2名が負傷、うち1名が重傷を負った。 同機には、機長ほか副操縦士1名及び客室乗務員6名、乗客182名、計190名が搭乗していた。座席の一部が破損したことを除き、機体の損傷はなかった。 |
原因 | 本事故は、同機が着陸滑走中に減速した際、慣性により後方ギャレー収納場所からハーフ・カート2台が前方に飛び出し、うち1台が客室右側通路を高速で移動したため、1名の乗客の組んでいた右足に衝突し、乗客が骨折したことによるものと推定される。 ハーフ・カートが飛び出したのは、当該カートが収納される際にブレーキが掛かっておらず、かつ、ターン・リテーナーが2個ともロック位置になかったことによるものと推定される。 これらのことは、同社の規定に定める確認が十分に行われなかったことが関与したものと考えられる。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |