報告書番号 | AA2008-01-1 |
---|---|
発生年月日 | 2007年10月27日 |
発生場所 | 千葉県成田国際空港から南東約75km上空 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
TURBULENCE ENCOUNTER |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | 負傷 |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ボーイング式767-300型 |
登録記号 | JA611J |
運航者 | 株式会社日本航空インターナショナル |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2008年12月19日 |
概要 | 株式会社日本航空インターナショナル所属ボーイング式767-300型JA611Jは、平成19年10月27日(土)、同社の定期636便として杭州空港(中華人民共和国)を離陸し、成田国際空港へ向けて進入中の17時31分ごろ、成田国際空港から南東約75㎞、高度約9,400ftにおいて、機体が大きく動揺し着座中の乗客1名のシートベルトが外れ重傷を負った。 同機には、機長ほか乗務員11名、乗客234名の計246名が搭乗していた。 同機は、機体が動揺した際、機内の一部が損傷した。 |
原因 | 本事故は、同機が台風の北側に発生した前線帯を通過したことによって、激しい気流の擾乱に遭遇した際に、機体が大きく動揺し、乗客1名のシートベルトが外れて身体が浮き上がり、前席の背もたれに身体を強打したため、重傷を負ったことによるものと推定される。 シートベルトが外れたことについては、機体が大きく動揺した際に、乗客が膝の上に抱えていたバッグが、シートベルトのバックルに接触しフラップを引き起こしたことによるものと推定される。 |
死傷者数 | 1名重傷(乗客)、6名軽傷(乗客3名、客室乗務員3名) |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |