報告書番号 | AA2008-9-1 |
---|---|
発生年月日 | 2007年06月02日 |
発生場所 | 岐阜県中津川市岐阜中津川場外離着陸場の北約1.3km付近 |
航空機種類 | 回転翼機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
FUEL RELATED |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
MANEUVERING |
人の死傷 | 死亡 |
航空機区分 | 回転翼航空機 |
型式 | ベル式412型 |
登録記号 | JA9991 |
運航者 | 東邦航空株式会社 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2008年08月29日 |
概要 | 東邦航空株式会社所属ベル式412型JA9991は、平成19年6月2日(土)、岐阜県恵那山の一ノ沢上流部への緑化資材散布のため、岐阜中津川場外離着陸場を離陸し、散布終了後、同場外離着陸場へ戻る途中、15時39分ごろ、同場外離着陸場の北1.3kmの山中に墜落した。 同機には、機長のみが搭乗していたが、死亡した。 同機は大破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、同機が緑化資材を散布後中津川場外に戻る途中、燃料が枯渇したため、山中に墜落し、機体を大破させるとともに機長が死亡したことによるものと推定される。 飛行中に燃料が枯渇したのは、FUEL LOW注意灯点灯時期を基準とし、安全に着陸できる最低燃料量が確保できるような燃料管理が行われず、FUEL LOW注意灯が点灯した後残燃料量に余裕のあるうちに機長が燃料補給を行わなかったためと推定されるが、これには、作業効率を優先させた運航、作業に目途をつけたいという機長の心理及び単独飛行している機長以外の者の燃料管理への不参加が関与したものと考えられる。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |