報告書番号 | AA2006-1-4 |
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発生年月日 | 2005年07月22日 |
発生場所 | 千葉県野田市 関宿滑空場 |
航空機種類 | 滑空機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
GLIDER TOWING RELATED EVENTS |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
INITIAL CLIMB |
人の死傷 | 負傷 |
航空機区分 | 滑空機 |
型式 | ダイヤモンド・エアクラフト式HK36TTC型スーパーディモナ型 |
登録記号 | JA2703 |
運航者 | 個人 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2006年01月27日 |
概要 | 個人所属ダイヤモンド・エアクラフト式HK36TTCスーパーディモナ型JA2703は、平成17年7月22日(金)、機長のみが左席に着座し、千葉県野田市の関宿滑空場から滑空機を曳航して離陸した直後、午前10時46分ごろ墜落した。被曳航機は離脱し同滑空場に着陸した。 搭乗者の負傷 機長 軽傷、航空機の損壊 機体 大破 火災発生なし |
原因 | 本事故は、A機がB機を曳航して離陸直後、B機がA機より高い高度に上がり、A機の尾部を吊り上げたため、A機は墜落し機体を損傷したことによるものと推定される。 B機がA機の尾部を吊り上げるような高度に上がったのは、機長BがB機のキャノピーの不完全なロックを確実にするために、操縦桿から手を離したこと及びA機から目を離し前方の監視がおろそかになったことによるものと推定される。 なお、トリムの設定及び堤防越えの気流が航空機の上昇率を変化させ、B機の占位保持を困難にすることに関与した可能性が考えられる。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |