報告書番号 | AI2004-1 |
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発生年月日 | 2003年09月06日 |
発生場所 | 岐阜県大野郡丹生川村 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
FUEL RELATED |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
APPROACH |
人の死傷 | |
航空機区分 | 超軽量動力機 |
型式 | ホームビルト三河式HA-500ⅡR582L型 |
登録記号 | JR0644 |
運航者 | 個人 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2004年01月30日 |
概要 | 本件は、航空法施行規則第166条の4第7号に規定された「飛行中における発動機の継続的な停止」に該当し、航空重大インシデントとして取り扱われることとなったものである。 個人所属超軽量動力機JR0644は、平成15年9月6日(土)、レジャーのため、操縦者2名が搭乗して、15時50分ごろ、岐阜県大野郡丹生川村の飛騨エアパーク場外離着陸場を離陸した。その後、同場外離着陸場に着陸するため最終進入経路を進入中、16時00分ごろ、エンジンが突然停止した。 このため、同機は近傍の丹生川村運動公園の野球場に不時着した。 搭乗者の負傷 なし 航空機の損壊 機体 中破 火災発生なし |
原因 | 本重大インシデントは、同機が最終進入経路を進入中、発動機に燃料が供給されなくなったため、飛行中において発動機の継続的な停止に至ったことによるものと推定される。 発動機に燃料が供給されなくなったことについては、燃料タンクに燃料チューブが所定の位置まで差し込まれていなかったため、燃料が消費されるにつれて燃料タンクの液面レベルが下がっていき、燃料チューブの先端が燃料の液面上に出たことにより燃料を吸い上げられなくなったことによるものと推定される。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |