報告書番号 | 2003-6 |
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発生年月日 | 2003年03月23日 |
発生場所 | 茨城県稲敷郡河内町 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
RUNWAY EXCURSION |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
TAKEOFF |
人の死傷 | |
航空機区分 | 小型機 |
型式 | セスナ式172P型 |
登録記号 | JA3963 |
運航者 | 個人 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2003年11月28日 |
概要 | 株式会社日本モーターグライダークラブ所属セスナ式172P型JA3963は、平成15年3月23日(日)、操縦教員及び操縦練習生の合計2名が搭乗して茨城県稲敷郡河内町の大利根場外離着陸場において離着陸訓練を行っていた。14時30分ごろ着陸に続く離陸の際、エンジン音に異常を感じて離陸中止の操作を行ったが、滑走路をオーバーランして、滑走路終端に続く草地を走行した後に、地面の段差に衝突して畑にかく座した。 搭乗者に負傷はなかった。 同機は中破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、操縦教員が同乗して離着陸訓練を実施中、着陸に続く離陸の際、操縦教員がエンジン出力の低下を疑わせるようなエンジン音の変化を感知し、浮揚後に離陸中止の操作を行ったが、接地したときに滑走路終端までの距離が短かったため、同機は滑走路内で停止できず、オーバーランして走行した後に地面の段差に衝突し、機体を損傷したことによるものと推定される。 なお、エンジン出力の低下を疑わせるようなエンジン音の変化が生じた理由については、明らかにすることはできなかった。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |