報告書番号 | 2003-1 |
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発生年月日 | 2002年09月19日 |
発生場所 | 三重県久居市上空 |
航空機種類 | 回転翼機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
FUEL RELATED |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | |
航空機区分 | 回転翼航空機 |
型式 | ロビンソン式R22Beta型(回転翼航空機) |
登録記号 | JA101M |
運航者 | 小川航空株式会社 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2003年01月31日 |
概要 | 本件は、航空法施行規則第166条の4第7号に規定された、「飛行中における発動機の継続的な停止」に該当し、重大インシデントとして取り扱われることとなったものである。 JA101Mは、平成14年9月19日(木)、三重県桑名郡長島町の長島場外離着陸場を16時00分ごろ、大阪府大阪市の舞洲ヘリポートへ向けて離陸した。搭乗者は、機長及び同乗者(カメラマン)の2名であった。途中、三重県久居市森工業団地の造成地の撮影飛行を行ったが、高度約4,000ftでエンジンが急に停止した。 機長は エンジンの再始動を試みたが始動せず、このため、機長はオートローテーションにより同工業団地の空地に不時着した。 搭乗者の負傷 なし 航空機の損壊 なし |
原因 | 本重大インシデントは、同機の飛行中、燃料シャット・オフ・バルブが閉じられたため、発動機の継続的な停止に至ったことによるものと推定される。 燃料シャット・オフ・バルブが閉じられたことについては、同乗者のシートベルト再装着を含めた一連の動作により、当該バルブのレバーが意図せずに閉じられた可能性が考えられる。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |