報告書番号 | 2003-1 |
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発生年月日 | 2002年07月28日 |
発生場所 | 千葉県東葛飾郡関宿町 |
航空機種類 | 滑空機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
LOSS OF CONTROL-INFLIGHT COLLISION WITH OBSTACLE(S) DURING TAKEOFF AND LANDING ABRUPT MANEUVER |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
LANDING |
人の死傷 | 負傷 |
航空機区分 | 滑空機 |
型式 | PZL-ビエルスコ式SZD-50-3”プハッチ型(滑空機、複座) |
登録記号 | JA2501 |
運航者 | 個人 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2003年01月31日 |
概要 | JA2501は、平成14年7月28日(日)、操縦練習飛行のため、操縦教員及び操縦練習生の2名が搭乗して、千葉県東葛飾郡関宿町の河川敷にある関宿滑空場を12時32分ごろ、曳航により南に向かって発航した。 発航後、操縦教員は、上昇率が通常よりも悪いと感じ、曳航機に不具合があると判断し、曳航索を切り離した。その後、機首を下げ左旋回したところ、バンク角が大きくなって失速し墜落した。 搭乗者の死傷 操縦教員 軽傷 操縦練習生 重傷 航空機の損壊 機 体 大破 |
原因 | 本事故は、操縦練習生が同機のエアブレーキを確実にロックせず、操縦教員も当該ロックを十分に確認しなかったことにより、曳航による上昇中に当該エアブレーキが展開し、通常よりも上昇率が小さかったことから、操縦教員が曳航索を切り離した後、速度が十分ではなく、かつ、当該エアブレーキの影響で失速速度が大きい状態で旋回したため、失速状態となり、低高度であったことから回復できず、墜落して機体を損傷したことによるものと推定される。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |