報告書番号 | 2003-1 |
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発生年月日 | 2002年06月02日 |
発生場所 | 栃木県宇都宮市柳田町 |
航空機種類 | 滑空機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
LOSS OF LIFTING CONDITIONS EN ROUTE UNDERSHOOT/OVERSHOOT COLLISION WITH OBSTACLE(S) DURING TAKEOFF AND LANDING |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
LANDING |
人の死傷 | 負傷 |
航空機区分 | 滑空機 |
型式 | アレキサンダー・シュライハー式ASW24型(滑空機、単座) |
登録記号 | JA2565 |
運航者 | 個人 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2003年01月31日 |
概要 | JA2565は、平成14年6月2日(日)、慣熟飛行のため、機長が搭乗して小山絹滑空場から飛行機曳航により発航し、同滑空場の北約50kmに位置する矢板インターチェンジ付近まで飛行した。その後、同滑空場に戻る途中に高度を失ったため、14時12分ごろ、宇都宮場外離着陸場に着陸しようとした際、同場外離着陸場の南約250mの雑木林に墜落した。 搭乗者の死傷 機長 重傷 航空機の損壊 機体 中破 |
原因 | 本事故は、同機が宇都宮場外に低高度で着陸進入しようとした際、大きなバンク角を取ったこと、及び樹木を避けようとして操縦桿を引いたことによって失速したため、墜落し、機体を損傷して機長が負傷したことによるものと推定される。 なお、着陸進入時に低高度となったのは、機長が高度計を0ftに規正した小山絹滑空場と宇都宮場外付近との標高差により高度計の指示値が実際の対地高度よりも高く表示されることを失念していたこと、及び宇都宮場外に着陸した経験がなかったため目測による対地高度の判定を誤ったことによるものと推定される。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |