報告書番号 | 2002-6 |
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発生年月日 | 2001年07月20日 |
発生場所 | 岐阜県 岐阜飛行場 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (NON-POWERPLANT) |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | 負傷 |
航空機区分 | 小型機 |
型式 | パイパー式PA-28R-180型 |
登録記号 | JA3381 |
運航者 | 個人 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2002年07月26日 |
概要 | 個人所属パイパー式PA-28R-180型JA3381は、平成13年7月20日(金、祝日)、レジャーのため、群馬県大西飛行場を離陸し、岡山県岡南飛行場に向けて飛行中、木曽御岳山付近の上空で、最初に燃料油量計の指示に異常を認め、次いで、電気系統の故障を認め、最寄りの岐阜飛行場に緊急着陸しようとした。その際、脚を下げられず、10時52分ごろ、同飛行場の着陸帯の草地に胴体着陸して機体を損傷した。 同機には、機長ほか同乗者1名計2名が搭乗していたが、機長が軽傷を負った。 同機は、中破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、同機が、飛行中にオルタネーターが故障した際、機長がこのことに気付くのが遅れ、オルタネーター故障時の措置が取られず、充電できないままのバッテリー電源を使用して飛行を続けたため、緊急着陸する前にバッテリー電源も使い果たし、通常の脚下げ操作による脚下げができず、非常脚下げを試みたが、機長の非常脚下げ操作が適切ではなかったために非常脚下げもできず、胴体着陸して機体を損傷したことによるものと推定される。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
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