報告書番号 | 62-8 |
---|---|
発生年月日 | 1986年04月10日 |
発生場所 | 北海道足寄郡足寄町 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (POWERPLANT) |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | |
航空機区分 | 小型機 |
型式 | 富士重工 FA-200-180 |
登録記号 | JA3624 |
運航者 | 航空大学校 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 1987年12月18日 |
概要 | 航空大学校所属富士重工式FA-200-180型JA3624は、昭和61年4月10日、教官の航法訓練飛行中、エンジンの機能が停止し、14時38分ごろ北海道足寄郡足寄町大誉地91番地の牧草地に不時着した。 同機には、機長ほか教官2名が搭乗していたが、死傷者はなかった。同機は、中破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故の原因は、巡航中突然エンジンの機能が停止し、不時着の際、軟弱な不整地に前脚を取られたことによるものと認められる。 エンジンの機能停止は、クランクシャフト後端のギア合わせ面に段付き(突き出し)があったために擦過腐食(フレッティング・コロージョン)が発生するとともに、ブウエル・ピンが疲れ破断し、エンジン補機等が不作動となったことによるものと認められる。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |