
| 報告書番号 | 58-1 | 
|---|---|
| 発生年月日 | 1981年12月20日 | 
| 発生場所 | 長野県長野市 | 
| 航空機種類 | 滑空機 | 
| 事故等種別の分類 (Occurrence Category) | SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (NON-POWERPLANT) | 
| 飛行の段階 (Phase of Flight) | APPROACH | 
| 人の死傷 | 負傷 | 
| 航空機区分 | 滑空機 | 
| 型式 | 萩原 H-23C-2 | 
| 登録記号 | JA2129 | 
| 運航者 | 社団法人長野県航空協会 | 
| 事故等種類 | |
| 報告書(PDF) | 公表 | 
| 公表年月日 | 1983年02月07日 | 
| 概要 | 社団法人長野県航空協会所属萩原式H-23C-2型JA2129は、昭和56年12月20日、滑空訓練を終え、長野市滑空場の滑走路(04)へ着陸のため進入中エルロン・コントロールが不能となり、13時23分ごろ長野市屋島地籍千曲川屋島橋上流約1キロメートルの河川敷に墜落した。同機には、機長及び同乗者1名が搭乗していたが、機長は重傷、同乗者は軽傷を負った。同機は大破した。 | 
| 原因 | 本事故の推定原因は、場周経路における左旋回操作の際、疲労破壊によりき裂が発生していた操縦桿のトルク・チューブ吊り金具が破断したため、エルロン機能が失われて左降下旋回に陥り、回復できないまま墜落したことによるものと推定される。なお、吊り金具の疲労破壊は、永年にわたる操縦桿によるエレベータ及びエルロン操作により吊り金具の板に前後、左右の繰返し曲げが作用して発生したものと推定される。 | 
| 死傷者数 | |
| 勧告・意見 | |
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