
| 報告書番号 | 56-2 | 
|---|---|
| 発生年月日 | 1981年01月08日 | 
| 発生場所 | 千葉県東葛飾郡関宿町 | 
| 航空機種類 | 滑空機 | 
| 事故等種別の分類 (Occurrence Category) | LOSS OF LIFTING CONDITIONS EN ROUTE | 
| 飛行の段階 (Phase of Flight) | LANDING | 
| 人の死傷 | 負傷 | 
| 航空機区分 | 滑空機 | 
| 型式 | ピラタス B4-PC-11AF | 
| 登録記号 | JA2218 | 
| 運航者 | 慶應義塾大学航空部 | 
| 事故等種類 | |
| 報告書(PDF) | 公表 | 
| 公表年月日 | 1981年05月15日 | 
| 概要 | 慶応義塾体育会航空部所属ピラタス式B4-PC11AF型JA2218は、昭和56年1月8日11時49分ごろ、滑空訓練(旋回地点の写真撮影)のため、操縦士(以下「機長」という。)がとう乗して、千葉県東葛飾郡関宿町平井地先の江戸川河川敷の関宿滑空場(以下「滑空場」という。)からウインチえい航により発航した。 その後、滑空場の南東約8キロメートルの芽吹大橋上空で写真撮影後滑空場に向かって帰投中、強い下降気流に遭遇し高度をそう失して、12時08分ごろ滑空場南端から南南東約0.8キロメートルの関宿町五駄沼埋立地の沼の岸に不時着し、機体を大破した。 本事故により機長は軽傷を負った。 | 
| 原因 | 本事故は、同機が滑空訓練中、高度をそう失した滑空場へ帰投できない状況に陥り不時着して機体を損傷したことによるものと推定される。 なお、機長が、風、熱気泡の特性及び熱気泡周辺の気流の状況に対し十分な配慮を欠き、滑空場から遠ざかったため、滑空場からの距離に応じた所要高度が確保されなかったことが関与したものと推定される。 | 
| 死傷者数 | |
| 勧告・意見 | |
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