
| 報告書番号 | 56-5 | 
|---|---|
| 発生年月日 | 1980年07月08日 | 
| 発生場所 | 北海道芽部郡南芽部町 | 
| 航空機種類 | |
| 事故等種別の分類 (Occurrence Category) | SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (NON-POWERPLANT) LOSS OF CONTROL-INFLIGHT | 
| 飛行の段階 (Phase of Flight) | INITIAL CLIMB | 
| 人の死傷 | 行方不明 | 
| 航空機区分 | 回転翼機 | 
| 型式 | 川崎ヒューズ 369D | 
| 登録記号 | JA9253 | 
| 運航者 | 阪急航空株式会社 | 
| 事故等種類 | |
| 報告書(PDF) | 公表 | 
| 公表年月日 | 1981年12月21日 | 
| 概要 | 阪急航空株式会社所属川崎ヒューズ式369D型JA9253は、昭和55年7月8日15時29分ごろ、魚郡探査及び漁場調査(以下「調査飛行」という。)の目的で機長外3名の漁業会社職員(以下「調査員」という。)がとう乗し、ヘリポート施設を船尾甲板に備えた漁船(総トン数366トン、以下「母船」という。)から離船して間もなく右旋回の状態で北緯41度55分20秒、東経141度06分26秒付近の海上(水深約100メートル)に不時着し水没した。 機長と2名の調査員は機外に脱出後母船に救助されたが、調査員1名は水没した機体とともに行方不明となった。 | 
| 原因 | 本事故は、同機が離船直後の右上昇旋回中、テールロータの回転駆動力の異常な低下をきたしたことにより発生した回復不能とみられる右への回頭状態に陥り、海上に不時着したことによるものと推定される。 なお、テールロータの回転駆動力が異常に低下した要因については、明らかにすることはできなかった。 | 
| 死傷者数 | |
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