報告書番号 | 56-1 |
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発生年月日 | 1980年02月06日 |
発生場所 | 長崎県長崎空港 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
ABNORMAL RUNWAY CONTACT |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
APPROACH |
人の死傷 | |
航空機区分 | 小型機 |
型式 | ブリテンノーマン BN-2A-26 |
登録記号 | JA5261 |
運航者 | 長崎航空株式会社 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 1981年02月27日 |
概要 | 長崎航空株式会社所属ブリテンノーマン式BN-2A-26型JA5261は、昭和55年2月6日12時39分ごろ、同型式機の社内機長資格取得の訓練のため、操縦教員及び訓練生2名がとう乗して、長崎空港のB滑走路32から離陸した。 同機は、その後、12時51分ごろA滑走路36において2回目の連続離着陸における離陸の際、左エンジン停止プロペラフェザーの状態で浮揚し、機首が左へ偏向して滑走路の左約15度方向に飛行したが、上昇しないので離陸を断念し、滑走路左側の芝生上に不時着し機体を中破した。 本事故による火災は発生せず、人員の死傷はなかった。 |
原因 | 本事故は、連続離着陸訓練において、左エンジン停止のプロペラフェザーの飛行形態で不安定な離陸滑走を行い、浮揚した直後上昇できない状態に陥り、芝生上に不時着して機体を損傷したことによるものと推定される。 なお、操縦教員が課した飛行状態による訓練は適切を欠いたものであり、また、同教員が課した片エンジンによる離陸訓練は配慮を欠いたものであったと認められる。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |