報告書番号 | AI2024-3-2 |
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発生年月日 | 2023年07月20日 |
発生場所 | 大阪府八尾市 八尾空港 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
ABNORMAL RUNWAY CONTACT |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
LANDING |
人の死傷 | |
航空機区分 | 小型機 |
型式 | テキストロン・アビエーション式G58型 |
登録記号 | JA58GC |
運航者 | 朝日航空株式会社 (法人番号 1122001017605) |
事故等種類 | 着陸時において航空機の脚以外の部分が地表面に接触した事態 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2024年06月27日 |
概要 | 同機は、令和5年7月20日(木)、連続離着陸訓練のため、訓練生の操縦により八尾空港滑走路27に進入し接地した際、バウンドを繰り返した後、教官である機長の操縦により復行(ゴーアラウンド)した。 整備士による飛行後点検において、左側プロペラの各ブレード先端の損傷が発見され、その後、滑走路上に擦過痕が確認された。 同機には教官ほか訓練生1名及び同乗者1名の計3名が搭乗していたが、負傷者はいなかった。 |
原因 | 本重大インシデントは、同機が連続離着陸訓練の際、1度目の接地時にバウンドし、2度目に接地した際に、左に傾いた状態で前脚から強く接地したため、左側プロペラの各ブレードを滑走路に 接触させたものと考えられる。 同機が、前脚から強く接地したことについては、滑走路進入端通過時に所定の速度とするための姿勢とパワーのコントロールが適切に行われず、接地時にバウンドするような状態となったにもかかわらずゴーアラウンドせず着陸を継続したことによるものと考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |