報告書番号 | AA2024-3-1 |
---|---|
発生年月日 | 2021年09月20日 |
発生場所 | 長野県木曽郡大桑村 |
航空機種類 | 回転翼機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (POWERPLANT) |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
MANEUVERING |
人の死傷 | 負傷 |
航空機区分 | 回転翼航空機 |
型式 | カマン式K-1200型(回転翼航空機) |
登録記号 | JA6200 |
運航者 | アカギヘリコプター株式会社 (法人番号 9010601035625) |
事故等種類 | 墜落 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2024年05月30日 |
概要 | アカギヘリコプター株式会社所属カマン式K-1200型JA6200は、令和3年9月20日(月)、木材搬出のためホバリング中、エンジンが停止して墜落した。 同機には、機長のみが搭乗しており、軽傷を負った。 同機は大破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、同機がホバリング中、PT2ローターの44番ブレードが破断したため、エンジンが停止し、墜落したものと認められる。 44番ブレードが破断したことについては、2回目のO/HにおいてPT2の累積ギャップの検査結果が許容値内と判断され、ローター・ブレード及びローター・ディスクが交換されなかったことにより、その後、シュラウドギャップが過大となり、ブレードにフラッターが発生し、HCFに至り破断したものと推定される。 2回目のO/HにおいてPT2の累積ギャップの検査結果が許容値内と判断されたことについては、異なる解釈を許す検査要領の記載が、同整備施設におけるシムの品質やシュラウドギャップの測定手技にばらつきを生じさせ、シュラウドギャップの測定が不正確となった可能性が考えられる。 |
死傷者数 | 機長:軽傷 |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |