報告書番号 | AA2023-5-1 |
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発生年月日 | 2021年02月01日 |
発生場所 | 成田国際空港 滑走路16R |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
ABNORMAL RUNWAY CONTACT |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
LANDING TAKEOFF |
人の死傷 | |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ボーイング式747-8F型 |
登録記号 | JA13KZ |
運航者 | 日本貨物航空株式会社 (法人番号 5010401051099) |
事故等種類 | 復行時のテールストライク(胴体後部下面接触)による機体の損傷 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2023年08月31日 |
概要 | 日本貨物航空株式会社所属ボーイング式747-8F型JA13KZは、令和3年2月1日(月)18時51分ごろ、成田国際空港の滑走路16Rへの着陸時に、バウンドし機体の姿勢が不安定となったため、復行したが、機体後部下面が滑走路に接触し、機体を損傷した。 同機には、機長ほか乗務員1名、計1名が搭乗していたが、負傷者はいなかった。 |
原因 | 本事故は、同機が接地後バウンドして機体の姿勢が不安定となり復行操作を行った際、機体の速度が不十分なままピッチ角が過大となったため、機体後部下面が滑走路に接触したものと考えられる。 接地後、バウンドしたことについては、横風への対応が不十分であった可能性が考えられる。 機速が不十分なまま過大なピッチ角となったことについては、機長が接地後に反射的にスラスト・リバーサーを作動させていたため、復行操作により機速が増加するまで時間を要した状況で、残りの滑走路長などを懸念し、速やかに地上から離れようと、機体の速度を確認しないまま、機首上げ操作を行ったことによるものと考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |