報告書番号 | AI2020-5-1 |
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発生年月日 | 2019年10月30日 |
発生場所 | 島根県邑智郡邑南町の上空、FL260 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (NON-POWERPLANT) |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ボンバルディア式CL-600-2C10型 |
登録記号 | JA11RJ |
運航者 | アイベックスエアラインズ株式会社 (法人番号 5010601030068) |
事故等種類 | 航空機内の気圧の異常な低下 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2020年10月01日 |
概要 | アイベックスエアラインズ株式会社所属ボンバルディア式CL-600-2C10型JA11RJは、同社の定期16便として、令和元年10月30日(水)16時31分仙台空港を離陸し、福岡空港へ向けFL340を飛行中、機長が機長席側の操縦室窓にひび割れのようなものを発見した。当該部位の損傷発生時のチェックリストに従い対処していたところ、機内の気圧が低下したことを示す計器表示があったため、高度約10,000ftまで緊急降下を実施した。緊急降下中に乗客用酸素マスクが自動的に展開した。同機は飛行を継続し、18時38分福岡空港に着陸した。 |
原因 | 本重大インシデントは、同機がFL340を飛行中、左ウィンドシールドにアーキングが発生したことにより、機長がチェックリストに従って客室高度を上昇させる操作を行ったため、機内の気圧の異常な低下が発生したものと推定される。 機内の気圧の異常な低下が発生したことについては、同チェックリストの手順において、飛行高度にかかわらず、一律に最大上昇率で客室高度を上昇させる操作が求められていたことによるものと推定される。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |