報告書番号 | AI2019-2-2 |
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発生年月日 | 2018年07月09日 |
発生場所 | 富山空港滑走路上 |
航空機種類 | 回転翼機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
ATM/CNS AIRPROX/TCAS ALERT/LOSS OF SEPARATION/NEAR MIDAIR COLLISIONS/MIDAIR COLLISIONS RUNWAY INCURSION |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
APPROACH |
人の死傷 | |
航空機区分 | 回転翼航空機 |
型式 | アエロスパシアル式AS332L型(回転翼航空機) |
登録記号 | JA9690 |
運航者 | 朝日航洋株式会社 (法人番号 7010601041419) |
事故等種類 | 他の航空機が使用中の滑走路への着陸に準ずる事態 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2019年03月28日 |
概要 | 朝日航洋株式会社所属アエロスパシアル式AS332L型JA9690は、平成30年7月9日(月)、富山空港において、滑走路点検のための車両が使用している滑走路に着陸した。 |
原因 | 本重大インシデントは、タワー管制官が滑走路点検中のB車を失念したまま、A機に対し滑走路への着陸許可を発出したこと及びA機の機長が滑走路上のB車に気付かなかったことにより、A機がB車の存在する滑走路へ着陸したものと推定される。 タワー管制官が滑走路点検中のB車を失念したまま、A機に対し滑走路への着陸許可を発出したことについては、A機への着陸許可を発出する際に滑走路全体の目視確認を適切に行わなかったことによるものと考えられ、また、滑走路点検車両進入に伴うリマインダーを使用しなかったことが 関与したものと考えられる。 A機の機長が滑走路上のB車に気付かなかったことについては、着陸前の目視確認が、滑走路進入端から着陸地点付近に偏っていたことによるものと考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |