報告書番号 | AI2019-2-1 |
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発生年月日 | 2017年07月15日 |
発生場所 | 成田国際空港 滑走路16L |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
RUNWAY EXCURSION |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
TAKEOFF |
人の死傷 | |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ボーイング式747-8F型 |
登録記号 | N852GT |
運航者 | ポーラーエアカーゴ ワールドワイド インク (法人番号 6700150002620) |
事故等種類 | オーバーランに準ずる事態(滑走路末端付近での浮揚) |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2019年03月28日 |
概要 | ポーラーエアカーゴ ワールドワイド インク所属ボーイング式747-8F型N852GTは、平成29年7月15日(土)、22時41分、同社の定期213便として成田国際空港の滑走路16Lから離陸する際、同滑走路末端近くまで滑走した後に浮揚してオーバーランに準ずる事態となった。 同機には、機長及び副操縦士が搭乗していたが、負傷者はなく、機体に損傷はなかった。 |
原因 | 本重大インシデントは、同機が必要な離陸推力よりも低い離陸推力を使用して離陸滑走を開始したため、浮揚までの滑走距離が長くなり、滑走路末端近くで浮揚し、オーバーランに準ずる事態になったものと考えられる。 同機が必要な離陸推力よりも低い離陸推力を使用して離陸滑走を開始したことについては、機長及び副操縦士の想定と異なる滑走路からの離陸に際して、機長がFMCの離陸推力の設定を正しく変更しなかったこと、さらに、機長及び副操縦士による離陸推力の確認が、離陸開始時までに確実に行われなかったことによるものと考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |