
| 報告書番号 | AA2018-8-2 | 
|---|---|
| 発生年月日 | 2017年03月14日 | 
| 発生場所 | 神戸空港 | 
| 航空機種類 | 回転翼機 | 
| 事故等種別の分類 (Occurrence Category) | LOSS OF CONTROL-GROUND | 
| 飛行の段階 (Phase of Flight) | TAXI | 
| 人の死傷 | |
| 航空機区分 | 回転翼航空機 | 
| 型式 | ユーロコプター式AS350B3型 | 
| 登録記号 | JA500H | 
| 運航者 | 学校法人ヒラタ学園 (法人番号 1120105000270) | 
| 事故等種類 | 着陸後の横転による機体損傷 | 
| 報告書(PDF) | 公表 | 
| 公表年月日 | 2018年10月25日 | 
| 概要 | 学校法人ヒラタ学園所属ユーロコプター式AS350B3型JA500Hは、平成29年3月14日(火)、訓練のため、神戸空港の着陸帯内草地に着陸し、再度浮揚しようとした10時59分ごろ、同草地において横転した。 同機には、機長及び定期訓練中の操縦士の2名が搭乗していたが、死傷者はいなかった。 同機は大破したが、火災は発生しなかった。 | 
| 原因 | 本事故は、JA500Hが油圧系統故障訓練で滑走着陸を行った直後、右席の操縦士から左席の機長へ操縦を交代して再度浮揚しようとした際、左旋転が発生し、地面にめり込んだ右スキッド後縁部を支点とするダイナミックロールオーバーにより右横転したため、機体を損傷したものと考えられる。 左旋転したことについては、操縦交代後、コレクティブ・ピッチ・レバーが上がり、これに対して適切な操縦操作が行われなかったことによるものと考えられる。 コレクティブ・ピッチ・レバーが上がったことについては、操縦交代時に油圧の復旧操作を同時に行い、コレクティブ・ピッチ・レバーの保持が適切に行われなかったことが関与したものと考えられる。 | 
| 死傷者数 | なし | 
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