
| 報告書番号 | AA2016-10-3 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2016年08月06日 |
| 発生場所 | 熊本空港 |
| 航空機種類 | 飛行機 |
| 事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
ABNORMAL RUNWAY CONTACT |
| 飛行の段階 (Phase of Flight) |
LANDING |
| 人の死傷 | 負傷 |
| 航空機区分 | 小型機 |
| 型式 | 富士重工式FA-200-180型 |
| 登録記号 | JA3628 |
| 運航者 | 個人 |
| 事故等種類 | ハードランディングによる機体損壊 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2016年12月15日 |
| 概要 | 個人所属富士重工式FA-200-180型JA3628は、平成28年8月6日(土)、12時19分ごろ、熊本空港に着陸した際にハードランディングとなり、機体を損壊した。 同機には、機長ほか同乗者3名の計4名が搭乗しており、同乗者1名が軽傷を負った。 同機は大破したが、火災は発生しなかった |
| 原因 | 本事故は、同機が着陸した際、失速に近い状態となって降下率が増大したまま接地し、ハードランディングとなったため、機体を損壊したものと考えられる。 同機が失速に近い状態となったことについては、機長がエンジン故障を想定した360°直上進入による着陸訓練の開始高度を、エンジンを使用した場合の開始高度と勘違いして低い高度から開始し、その後、途中で高度が低くなっていることに気付いたが、滑走路まで到達できると考え訓練を中止することなく継続したこと、さらに、減少した対気速度の回復操作が間に合わなかったことによるものと考えられる。 |
| 死傷者数 | 1名軽傷(同乗者) |
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| 情報提供 | |
| 動画(WMV) |