報告書番号 | AI2018-5-1 |
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発生年月日 | 2016年07月09日 |
発生場所 | 中部国際空港の南南東約96km、高度37,000ft |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (NON-POWERPLANT) ICING |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | エアバス式A320-232型 |
登録記号 | JA04JJ |
運航者 | ジェットスター・ジャパン株式会社 (法人番号 3040001076850) |
事故等種類 | 機長及び副操縦士側の速度表示の不良 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2018年08月30日 |
概要 | ジェットスター・ジャパン株式会社所属エアバス式A320-232型JA04JJは、平成28年7月9日(土)、同社の定期502便として福岡空港を出発して成田国際空港に向けて中部国際空港の南南東約96km、高度37,000ftを飛行中、09時38分から機長及び副操縦士側の速度表示が一時的に不良となった。その後、同機は、高度25,000ftまで降下して飛行を継続し、10時26分、成田国際空港に着陸した。 同機には、機長ほか乗務員5名及び乗客150名の計156名が搭乗していたが負傷者はいなかった。 同機に損傷はなかった。 |
原因 | 本重大インシデントは、JA04JJが高度37,000ftを飛行中、ピトー管が着氷したため、機長及び副操縦士側の速度表示が一時的に不良となったものと考えられる。 ピトー管が着氷したことについては、同機が高高度まで発達した積乱雲の近傍に存在する氷晶域を飛行したことによる可能性が考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |