
| 報告書番号 | AA2017-1-1 | 
|---|---|
| 発生年月日 | 2016年04月10日 | 
| 発生場所 | 熊本県阿蘇市 | 
| 航空機種類 | 滑空機 | 
| 事故等種別の分類 (Occurrence Category) | GLIDER TOWING RELATED EVENTS | 
| 飛行の段階 (Phase of Flight) | LANDING | 
| 人の死傷 | |
| 航空機区分 | 滑空機 | 
| 型式 | SNセンターエア式センターエア101B型(滑空機、単座) | 
| 登録記号 | JA2437 | 
| 運航者 | 個人 | 
| 事故等種類 | 不時着失敗による墜落 | 
| 報告書(PDF) | 公表 | 
| 公表年月日 | 2017年02月23日 | 
| 概要 | 個人所属SNセンターエア式センターエア101B型JA2437は、平成28年4月10日(日)、慣熟飛行のため、阿蘇観光牧場場外離着陸場の滑走路26からのウインチ曳航による上昇中に、ウインチが故障したことから同場外に不時着を試みたが失敗し、阿蘇観光牧場内のクロスカントリーコース(芝地)に墜落した。 機体は大破した。機長に死傷はなかった。 | 
| 原因 | 本事故は、ウインチ曳航による上昇中にウインチが故障し、離脱後、十分な高度がなかったにもかかわらず機長が旋回後の着陸を試みたため、機体を樹木に接触させたことにより同機が墜落したものと推定される。 十分な高度がなかったにもかかわらず機長が旋回後の着陸を試みたことについては、機長が気圧高度計から正しく対地高度を読み取れなかったため、対地高度を実際より高く判断したことによるものと推定される。これには、対地高度を気圧高度計から読み取るための機長の事前準備が十分でなかったことが関与したものと考えられる。 | 
| 死傷者数 | なし | 
| 勧告・意見 | |
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