
| 報告書番号 | AI2016-6-1 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2015年10月10日 |
| 発生場所 | 鹿児島空港滑走路34進入端から約0.8nmの最終進入経路上 |
| 航空機種類 | |
| 事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
AIRPROX/TCAS ALERT/LOSS OF SEPARATION/NEAR MIDAIR COLLISIONS/MIDAIR COLLISIONS ATM/CNS |
| 飛行の段階 (Phase of Flight) |
APPROACH |
| 人の死傷 | |
| 航空機区分 | 大型機 小型機 |
| 型式 | ボーイング式767-300型、ブリテン・ノーマン式 BN-2B-20型 |
| 登録記号 | JA8364-JA80CT |
| 運航者 | 日本航空株式会社、新日本航空株式会社 |
| 事故等種類 | 接近 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2016年12月15日 |
| 概要 | 日本航空株式会社所属ボーイング式767-300型JA8364は、平成27年10月10日(土)、鹿児島空港に向けて最終進入中、新日本航空株式会社所属ブリテン・ノーマン式BN-2B-20型JA80CTが左前下方から進入経路に割り込む形で接近してきたため、復行により回避した。 |
| 原因 | 本重大インシデントは、B機の機長がA機の前を飛行していたDHC-8型機を関連先行機と取り違えたため、B機がDHC-8型機に続いて最終進入経路に進入し、後続するA機と接近したことによるものと推定される。 B機の機長が関連先行機を取り違えたことについては、機長が、タワーから提供された関連先行機の型式、位置に関する交通情報を正しく理解していなかったことによるものと考えられる。また、管制官AがB機に「FOLLOW」を指示したときに着陸順位を伝えていなかったことが関与した可能性が考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(WMV) |