報告書番号 | AA2015-4-4 |
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発生年月日 | 2014年03月05日 |
発生場所 | 愛知県豊田市篠原町 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
LOW ALTITUDE OPERATIONS |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | 死亡 |
航空機区分 | 小型機 |
型式 | セスナ式172Mラム型 |
登録記号 | JA3853 |
運航者 | 個人 |
事故等種類 | 高電圧送電線用鉄塔への衝突 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2015年04月23日 |
概要 | 個人所属セスナ式172Mラム型JA3853は、平成26年3月5日(水)、写真撮影のため名古屋飛行場を11時39分ごろ離陸した。同機は御前崎方面へ向け飛行中、11時47分ごろ、愛知県豊田市篠原町の丘陵地帯の尾根に設置された高電圧送電線用鉄塔に衝突した。機体は大破して飛散し、火災が発生した。 同機には、機長ほか同乗者1名が搭乗していたが、2名とも死亡した。 |
原因 | 本事故は、同機が有視界飛行方式で名古屋飛行場から御前崎方面へ向かう途中、最低安全高度を下回る高度で飛行したため、経路上の丘陵地帯の尾根に設置された高電圧送電線用鉄塔に衝突したと推定される。 同機が最低安全高度を下回る高度で飛行したことについては、当日の気象状態は視程が非常に悪く、雲も低い状態であったため、高度を下げて地表を視認しようとした可能性が考えられる。 機長は、有視界気象状態を維持して飛行することは困難であることを承知しながら、日程にゆとりがなかったため、飛行を強行したものと考えられる。 |
死傷者数 | 2名死亡(機長及び同乗者) |
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情報提供 | |
動画(WMV) |